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夏至のお話し



昨日、6月21日は今年の夏至でした。夏至とは二十四節気の一つで一年で一番日が長く、夜が短くなる頃のことで、夏至の時期は気温が上昇し、暑さが日に日に増していきます。


天文学だと、太陽の黄経が90度になる時刻のこと。太陽の南中高度が最も高くなり、北半球では一年の中で昼が一番長い日になります。日本では田植えの時期になることから大きなお祭り等は開催されていませんが、風習や食べ物などがある地域も。



|三重県伊勢市


太陽の神様である天照大御神が祀られている伊勢神宮に参拝する前に訪れるべきとされる「二見興玉神社」では毎年「夏至禊祭」が開催されるそうです。早朝3時半から祭事が行われ夫婦岩から昇る朝日を浴びながら禊を行うことができるんだとか。



|冬瓜


夏が旬の冬瓜はカリウムやビタミンCを多く含み、疲労回復や夏バテ防止に効果があると言われています。また水分を多く保水している為、暑い時期の水分補給として食べることも。



|タコ


夏至の時期は田植えが終わって稲が成長する時期であることから「タコの8本足のように稲が深く根を張るように祈る」といった由来から、この時期にタコを食べる習慣があるそうです。タコ自体、栄養価が高く夏バテに効果があると言われているタウリンを豊富に含んでいます。



|水無月(みなづき)


水無月という和菓子も夏至の頃に食べる習慣があります。水無月はういろうに小豆を乗せ固めた三角形の和菓子です。



その他にも

  • 半夏生餅

  • 新小麦の焼き餅

  • イチヂク田楽

  • 焼き鯖

といった物を食べる地域もあるそうです。




さらに世界各国でも様々なお祭りがあります。



|イギリス🇬🇧


イングランド南部にある古代遺跡「ストーンヘンジ」で夏至祭が開催されます。紀元前2500年頃に建てられた神殿と言われており、そこで夏至の日を祝い大勢の人で朝日を見るんだそうです。



|ギリシャ等、ヨーロッパ各国🇬🇷


ギリシャでは古来から夏至の3日後にある「聖ヨハネの日」を祝うそうです。この日の祝い方は国によって様々なんだとか。



|スウェーデン🇸🇪


スウェーデンは夏至祭を「ミッドサマー」として華やかにお祝いするそうです。クリスマスの次に大きなお祭りと言われており人によってはクリスマスより重要だと考えるとか。


この時期のスウェーデンは白夜なので、花冠や木の葉の飾り、ダンス、食事にお酒と用意し、いつまでも沈まない太陽の光を浴びて昼から翌朝までお祝いをするそうです。



その他にも

  • フィンランド🇫🇮

  • ポーランド🇵🇱

  • フランス🇫🇷

  • ドイツ🇩🇪

等でも様々な祭事が行われます。


また南半球にあるブラジル🇧🇷では冬至として、一年で最も夜の長い冬至を「フェスタジュニーナ」という名称で人種、伝統が混ざり合った多様性と豊穣を祝うそうです。




日本では冬至ほど馴染みのない夏至ですが、こういった習慣、慣例に乗り忘れず日々の運用をしていくこともWebサイトやECサイト、店舗、SNS等を運営している方にとって欠かせないことです。


せっかくなのでタコや冬瓜を食べて夏も元気に過ごしたいですね。





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